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盗墓笔记 藏海花の原作を読み終わった感想①

こんにちははじめまして。

感想を書き殴るために、ウン10年ぶりにブログというものを書きます。

まずは前置きを。

 

今から書く感想は、機械翻訳を使用して中国語版原作を読んだものになるので、

誤訳などで一部間違っていたりすることもあるかもしれないので、その辺りご了承ください。

なお、当方オタクにつき、その辺もご了承を。

あくまでも個人の感想、個人の意見です。ぬるっとサラッと見てください。

 

軽く注意書きをしたところで、私がこの本を読むにあたった経緯をなんとなく紹介します。読み飛ばしてもいいです。

 

 

ーーーーーー藏海花を読む前の経緯(※全然読み飛ばしていい)ーーーーー

 

私は去年の11月頃くらいに盗墓笔记という作品に出会いました。

TikTokで流れてきた切り抜きで、何やら面白そうなのがあるやないかと思って調べてみると、どうやら盗掘を題材にした超面白冒険アクション作品があるらしい、というところが入り口。

 

まあ、普通に推しが主人公役で出てたので見たんですけど。(本音)

 

そしてドラマから入り、やっぱり原作も読みたいところ。。

すると原作めっちゃ長寿な上にまだ連載中ときた!しかし日本語訳はなし!!

 

まあ軽く3年くらいかけて読むか〜のテンションで魔翻訳を始め、ドラマを見ながら原作を読んで〜の流れでゆっくりペースで履修中

 

そんな最中先日ついに邦訳版が出るとのことでまあお祭り騒ぎだったわけですが・・・

 

簡単に私と盗墓笔记の出会いを話したところで、藏海花の話。

 

今年の頭あたりかな?

 

じんわり実写版トレーラーを見かけ、え!ドラマやんの!?からのしばらく待ってたら突然、8月末に配信決定

 

はちゃめちゃにゲリラだよ

 

毎回思うけど、中華ドラマのこの告知から突然配信までの突発感ほんとうにこわい。

だって急に始まるんだもの。

 

私、沙海が好きすぎて情緒をどこかへやってしまったオタクなのですが、

今回藏海花はその沙海計画のきっかけを作る作品とのことで見るしかない

そう思って早速ドラマを見始めたんですけど、まあこれが面白いこと。

(ドラマは語り出すと普通にオーディオコメンタリーばりに長く細かくなるので一旦割愛します…)

 

見ているとなんかちょっとやっぱこれ改編じゃね・・・?の部分もあって(あたりまえ体操)原作読みたーいになるオタク。しかし当たり前に邦訳はまだ。

 

それからいくら邦訳版が決まったって、藏海花まで邦訳出るとは限らないし、

そもそも本編後の話だから、順番に出たってめちゃくちゃあとなので、先に中国語版で読むことにしました。

まあ、なんとかなる。

 

 

そしてようやくここから本題。感想編始まります。

 

 

 

 

 

 

 

ーーーー以下ネタバレしかない感想パートーーー

 

まず一個いいですか?

三叔!!!!何で完結させてくれてないの!!!!ちょっと!!!!!!

めちゃくちゃに中途半端なところで終わってるじゃない!!!!!!!どういうこと?!?!?

ここから沙海計画ってマ?

汪家の話ちょっとしか出てこなかったよ!??!?

というのが読み終わったあとの一番の感想です。

 

本当にびっくりするくらい途中で、中国の友人たちにめちゃくちゃ聞いて回った。

え?まじでここで終わってんの??って聞いたら、みんな口を揃えて

 

「そうだよ。未完だよ」

 

泣いた。

 

百度で調べても何をしても同じ結果だったので、悲しい限り。

インターネット小説ってそんなもんなのかな。

三叔早く続きよろしく頼みます。。。

 

 

まず私は映像が先だったので、間違い探しのように原作を読んでしまう感じではあったんですけど。(あんまよくない)

 

入り口がいつもの感じ。

盗墓笔记のスピンオフのプロローグって、なんかちょっといいんだよね。

初見で読むと、なんのこっちゃ?だけど、読み返したり、読み進めていくと

あーーー!あの時のあれ!みたいなのに繋がってくる感じ、とても好き。

 

今回はシンプルに本編直後(と言っても5年経ってる)なので、吴邪が再び筆をとった理由の独白から始まるのですが

 

おじいちゃんが死んでから、今までの自分の冒険物語を振り返ってみて、あの時のいろんな謎って解決したような、でもまだ何か残ってるよね……

そんな中あの一番動く謎みたいな人小哥こと张起灵くんも謎を抱えたままいなくなった……

 

もう一度彼に会いたい、まだ彼の秘密を何も知らない。

 

そんな思いから吴邪の謎解きの旅が再び始まるんですよね。

 

この後に続く、2つの不思議な話。

1つは馬庵村の話。

馬庵村の豪族、馬氏の墓がある日忽然と消えてしまい、墓があったはずの場所にはサソリ形の影が。

そして、とある少年が馬氏の家に現れて、その墓の後始末をするために物資をよこせと言いにきて、自分が7日以内に戻らなければ一族に手紙を渡して欲しいという。

手紙に書かれた宛名は”张”

彼の名前は結局聞きそびれたが、苗字が”张”ということだけはわかっている・・・

 

(まあ、その墓を陥没させたというか、罠を起動させてしまった話は後に张海客の口から語られます。)

 

2つ目は陳雪寒という男がチベットに滞在していた頃、とある大雪の日に例のラマ寺に”雪山から客人が来た”と言う話

 

どちらもどこかの時代の”闷油瓶”の話。

この二つの話がこの後色々繋がったり繋がらなかったりするやつ。

 

そして現在の吴邪の話。

あの一連の騒動と事件の後、しばらく虚無感に苛まれていた吴邪。

日々を過ごすうちに、徐々にこれからのやり方を見出していき、

日常生活を送れるようになっていきます。

色々整理していくなかで、ようやく小花たちに会いに行き、今までの経緯を話し始めます。

この時まだ小花は病院にいて、未だ療養中。

そしてあんなことがあった秀秀とは少し気まずいながらも、少しずつ関係を回復していく吴邪。

 

ここで张家古楼で見つけてきたチベット風の装飾品を調べ始め、いよいよ本格的に謎について触れていきます。

すると、いつものあの大金牙こと金万堂が最初の馬庵村の話を持ちかけてきて、吴邪は1箇所目にネパールまで向かいます。

ネパールでは思っていた収穫はなく、次にチベットメトクへ向かう吴邪。

彼はここで半年を過ごすことになります。

 

という冒頭あらすじ。

 

あの色々の事件のあとしばらく虚無状態はそれはそうすぎるし、むしろよく立ち直ったなってところはある。

正直私も潘子のあんな死に方、多分一生夢に見ると思う。。。

まじで辛いよあれは。

そしてこの後もちょっぴり潘子の話が出たりするんですけど、吴邪は本当に潘子を慕ってたんだなあっていうのと、あの死の反復をずっとしてるし、私もそれを見るたびに、ああ。。。ってなる。本当に辛いね

 

ところで、1つ目の話の闷油瓶(当時13歳)あまりにも13歳と思える言動じゃなさすぎて、やっぱ张家ってそうなんだ(?)って思った。

あんなにあの時、危険だからやめとけって言ったのにね、勝手なことしたのにちゃんと助けに行く闷油瓶(13)(後の张起灵くん)優しすぎる。。。

 

半年ずっといたわけじゃないとはいえ、半年ってすごいよね。

6ヶ月ですよ、もう学者じゃん(?)

ここでいろんな张起灵くんの過去が解き明かされたりなかったりするんだよなあ〜〜

 

そしてやんやあって、墨脱の郵便局で見つけるとある一枚の絵。

普遍的な絵なのになぜか惹きつけられる・・・

ーーーなぜならその絵の主題となる人物はあの”闷油瓶”だったから。

そしてその絵を描いたのが陳雪寒なのである。

 

その絵は彼が20年前に模写したもの、ということが発覚し

元の絵は近くの山の修行場にあると聞き、案内してもらうことに。

 

この絵、この後のいろんな伏線になっていくんですけど、

絵画の題材になってもすぐに分かるほどの男、张起灵・・・

いや、この場合吴邪が執着しすぎて幻覚を見始めたのか、どっちが正しいのかはわかりませんw

 

半日かけて寺に行く吴邪、そこで大ラマから50年前の話を聞く。

ここで2つ目の話に繋がってくるんですよね〜〜

この修行場の入り口には3つの焚き木が置いてあって、”十年ごとに門前で三つの炭火を焚く”という風習があるっていう。。。

 

”10年”

 

まだはっきりとした因果関係は謎ですが、何かありそうな予感。

 

そしてここから幼少の大ラマと闷油瓶の出合いの話になるんですが、

この時すでに彼の記憶障害は始まっていて、

 “我记得这里的星空。”闷油瓶自言自语道,

(この星空を覚えてる)と独り言を呟きます。

“很久以前,我应该来过这里,我好像依稀记得,我在这里的某个房间里,为自己留了什么东西。”

(かなり前に俺はここに来たことがあるようだ。ここにあるどこかの部屋で自分のために何かを残していたような気がする)※意訳

 

私は张起灵くんが過去を思い出そうとする、思い出すたびに胸が苦しくなってしまう弱いオタク。。。ここも読んでいて少し胸がキュってなった。

ここの回想を聞きながら、吴邪がいろいろツッコミを入れるんですけど好きなんですよねこれw

 

(我心说真不是修炼不够,闷油瓶说话确实能把佛祖都憋吐血。)

修練が足りてないんじゃなくて、闷油瓶が仏も吐血させるほどの話術なんだ、と思った。※意訳

 

おもろすぎるww

 

そして続く回想。

”德仁”という人物の名前が出てきます。

彼もまた、世襲制の名前を持つ僧侶で、张家とはなにやら関わりがありそうな雰囲気。

ですが、最後の德仁は张起灵くんが探していた部屋で誰に見つけられることもないまま、ミイラになって亡くなっていたのでした。

 

ここでついに幼少の大ラマが耐えきれず闷油瓶に質問するターンで吴邪が嫉妬兼ツッコミが入ります。

 

(我听到这里几乎吐血,因为我觉得闷油瓶怎么对喇嘛就这么直白,对我就那么抠门儿呢?)

僕はその話を聞いて血を吐きそうになった。

闷油瓶はどうしてこんなにもラマには率直に話すのに、僕にはあんなにケチなんだ?

※意訳

 

wwww

このセリフ好きすぎるww

それから张起灵くんの記憶障害について、少し触れられます。

 

闷油瓶说,自己有一种病,每隔一段时间,就会忘记之前所有的事情,除了一些童年的往事之外,他的脑子存不住新发生的记忆。

一定の時間が経つと前にあった出来事を忘れてしまう。

幼少期の記憶を除いて、彼の脳には新しい記憶が定着しない。※意訳

 

切なすぎる本当にこの病・・・

そしてこの幼少期の記憶というのが、まあ後々あのことに繋がったりするのかな。

 

結局、德仁というラマ僧は10年後に現れる张起灵くんが持ってくる巨大な秘密を記録するためにいた存在だったのですが、その役目を果たすことも後継者を見つけることもなく、彼は亡くなってしまった、という話。

 

このあと、この大ラマに自分が知っている全てのこと、ここに来たのはとある人物を探しているということを話し、引き続き回想へ。

 

話は20世紀初頭まで遡り、董灿という人物が外国人キャラバンと一緒に荷物を運ぶためにヒマラヤ山脈を越えようとしたところ、事故にあってしまい、同行していた外国人たちが次々に犠牲になっていく。

そのまま、董灿も同じくその雪山で行方不明となり、彼が持っていた手紙を探すために张起灵くんが新たに派遣されたという。

 

ここで出てくる綺麗な湖の絵!

どんなものかめちゃくちゃ気になる。。。そしてこの本の中では実在するらしい。

この場所を探して张起灵くんは雪山へ旅立ちます。

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この辺りで大体11章くらい。。いやちょっと自分の感想の下手さに絶望してるんですが。

かなり長くなってしまったので、パートを区切ります。

感想その①はここまで。